契約事例:住職が頼りのお寺

ご相談内容

住職の病気やケガに備える

F寺院は、住職と奥様(寺庭婦人・坊守)、女性の子供が1名の3人家族です。

生命保険の保障内容を確認させていただくと、住職が個人で加入されている終身保険と個人年金保険と医療保険の3つにご加入されていました。

ご加入の終身保険も予定利率が高い時期に加入されていましたので、解約返戻金も高く、死亡どきの保険金額も安心できる保障内容でした。

また、個人年金保険もおなじく、予定利率がいい時期にご加入されていました。そして、個人年金保険の控除も考慮されてご加入されていました。

医療保険にも加入されていますが、次々と新しい医療保険が販売される中、見直しもせずに古くから加入しているため、今回ご相談をいただきました。

提案

古くから医療保険に加入されていますが、今と昔の医療保険を比べると医療制度も変わっているので、現在の医療制度に合わせた医療保険を選択する必要があります。

※古くからご加入で貯蓄性のある医療保険は、返戻率の高い場合もあるので、慎重に検討しなければなりません。

古い医療保険の特徴として
  • 入院保障が5日目から給付金が出て、最初の4日間は保険金がでない。
  • 入院保障の限度の日数が120型など長い
  • 上皮内がんは保障の対象外

入院期間の短い最近の状況では、役に立たないこともあります。
同じぐらいの保険料で、1日目から入院給付金が出るものもあります。

また、住職の業務として月参りや法要がありますが、万が一、住職が病気やケガで入院・通院したとき、代務としてほかの住職にお願いをして、代務へ謝礼を渡されます。

入院費や医療費等の出費が重なるうえに、代務の謝礼が更に重なると経済的に圧迫することが考えられました。

これまでは、個人でご加入されていた医療保険に加えて、法人でもご加入いただきました。

ご契約内容

個人の契約
契約者:ご住職 / 被保険者:ご住職
保険の種類 医療保険
保険金額 日額5000円
保険期間 終身
払込期間 65歳
法人の契約
契約者:お寺 / 被保険者:ご住職
保険の種類 医療保険
保険金額 日額10000円
保険期間 終身
払込期間 10年(短期払い)

寺院アドバイザーからのコメント

最近の医療は、通院治療や退院あとの自宅療養が増えてきています。そして、通院が充実している保障の内容か確認する必要があります。

また、法人で加入された医療保険の払込期間を、短期にすることで得られるメリットを説明させていただきました。

宗教法人からご住職への見舞金制度を適用するために「弔意・見舞金規定」を作成されておけば、スムーズな支払いができます。


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