寺院保険アドバイザーの佐藤です。今回は、「お寺の」賠償責任保険についてご説明させていただきます。
目次
お寺の賠償責任保険とは?
お寺には、不特定の参拝者や檀家さまが、お参りに来られます。
ご住職は、賠償のリスクを考えられたことがありますか?
賠償責任とは以下のようなことです。
「お寺において、その施設の所有、管理に起因して檀家さんや参拝者など第三者に対して損害を与えてしまい、お寺に過失があった場合には、被害者に対して、賠償をしなければなりません。」
お寺の縁日や法要などの行事で、檀家さんや参拝者さんのケガに対応する賠償責任保険や、法事の食中毒に対する賠償責任保険を加入されていますか?
「えっ、そんな保険があるの?」とおっしゃる住職もいらっしゃいます。
見落とされがちな保険ですが、お寺にとっては、非常に重要な保険です。
備えてますか? |
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もしも、このような事故が起こった場合、現在ご加入中の保険で、参拝者や檀家さまに対して、ご対応できるでしょうか?
ご住職、不特定多数の檀家さまや参拝者さんが出入りされるお寺に、意外にありそうなことだと思いませんか?
例えば、お寺の施設が原因で、本堂の屋根瓦が落ちて、檀家さまの頭に直撃…
お寺が損害賠償責任を負った場合、経済的なダメージが大きくなる可能性があり、損害の規模をあらかじめ想定することは不可能です。
お寺でメンテナンスや管理をしっかりされていても、第三者の身体や財物に損害を与えてしますリスクは少なからずあります。
寺族の方々が、普段から維持管理をしっかりとされている場合でも、不慮な事故や、災害を避けることは困難です。
最終的な管理責任は、代表役員であるご住職にあります。
不慮な事故や、災害が発生した場合に備えて、預貯金等を準備していたとしても十分な手当ができない場合もあります。
賠償責任保険にご加入されることは、もしも被害に遭われたのためでもありますが、お寺を、しっかりと守るための保険でもあります。
賠償責任保険
寺院境内の施設・設備等の所有、使用および管理上の事故、もしくは業務遂行上の事故によって檀家や参拝者など第三者に対して損害を与えて、寺院が負担させられる法律上の賠償責任を補償する保険です。
対応リスク |
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補償内容
檀家さんや参拝者さんなど第三者の人やモノに対する損害を補償する保険です。
内容 |
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※訴訟に発展したときには、訴訟費用や弁護士費用、そして、被害者に対する応急手当、緊急処置費用などの費用もあります。 |
賠償責任保険にご加入されていても、弁護士費用などの特約を付けていますか?
お寺で、参拝者さんや檀家さまの預かりものが無くなったとき、補償は大丈夫ですか?
そして、注意が必要なところがあります。
賠償責任保険の補償の対象になる人は、檀家さんや参拝者さん等の第三者です。
お寺で働いておられる、執事さんや従業員さん、お手伝いさんなどは対象外なので、注意してください。
働いている方を補償する場合は、傷害保険や労災総合保険等でカバーしていただく必要があります。
賠償責任保険のの保険料の例
気になる、賠償責任保険の保険料ですが、1つのお寺のケースで、基本補償の見積もりをしてみました。
契約内容 | ||
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保険期間 | 1年間 | |
寺院の平米数 | 1000㎡ | |
保険金額 | 身体・財物 1億円 | |
特約 | 事故対応費用 | |
保険料 | 6,270円 |
ご住職が驚かれるような、保険料では無いのではないでしょうか?
これは、1年間の保険料です。
弊社では、寺院を取り巻く賠償リスクに必要な保険を提案させていただきます。
メールフォームまたは、FAX(075-320-2849)をいただければ、お寺の賠償責任保険に関して無料でアドバイスさせていただきます。